変数[CSS]

マークアップ

以前JavaScriptの変数について取り上げました。

CSSにも変数があります。使い方をご紹介しましょう。

そもそもなぜ変数が必要か?

1つのコードの中には、しばしば同じ値をとるプロパティがあります。例えば文字の色を統一したいなら、colorプロパティの値に同じ色を指定する必要があります。whiteやblackならともかく「#deb887」や「rgba(255, 150, 0, 0.7)」となると、入力ミスやコピペ漏れが起こる可能性大。また変更が必要になった時、全てを変更するのは大変です。

一方、変数を定義しておけば記述が簡単(わかりやすい変数名をつけた場合)で、変更する際も定義部分を書き換えるだけですみます。

CSS変数の定義と呼び出し

CSS変数の定義(宣言)は以下のようになります。

要素 {
  --変数名: 値;
}

変数の定義はブロック内で行います。変数名の前にハイフンを2つ付けます。変数に代入できるのは、値のみです。

呼び出すには「var」を用います。

要素 {
  --変数名: 値;
  プロパティ: var(--変数名);
}

定義と呼び出しは同じブロック内で行います(ブロック内のみがスコープだから)。複数のブロックで同じ変数を使用したい場合は「:root」を用います。

:root {
  --変数名: 値;
}

参考までに前回の記事で用いたCSSファイルの一部を、変数を使って書き換えてみました。

* {
  margin: 0;
  padding: 0;
}

:root {
  --view-height: 100vh;
}

.container {
  display: grid;
  grid-template-rows: 300px 1fr;
  grid-template-columns: 200px 1fr;
  height: var(--view-height);
}

.container div {
  text-align: center;
  font-size: 80px;
}

.item1 {
  background: red;
  grid-row: 1 / 3;
  grid-column: 1;
  line-height: var(--view-height);
}

.item2 {
  background: blue;
  grid-row: 1;
  grid-column: 2;
  line-height: 300px;
}

.item3 {
  background: green;
  grid-row: 2;
  grid-column: 2;
  line-height: calc(var(--view-height) - 300px);
}

表示に変化がないことが確認できます。

参考記事

CSS カスタムプロパティ (変数) の使用
カスタムプロパティ (CSS 変数やカスケード変数と呼ばれることもあります) は、 CSS の作者によって作成され、文書全体で再利用可能な特定の値を含むエンティティです。それらは、カスタムプロパティ記法 (たとえば、--main-color: black;) によって設定し、 var() 関数 (たとえば、 color...
CSSで変数(カスタムプロパティ)を使ってみよう
プログラミングではおなじみの変数。SassやLESSといったCSSプリプロセッサーをお使いの方もよく使うものですね。この一度定義しておけば繰り返し利用できる便利な変数が、CSSでも使えるようになりました!今回はCSS変数

コメント

タイトルとURLをコピーしました